大雪災害に備えよう!事前の気象情報活用で対策を万全に

case 2.除雪中の事故

除雪も事故が起こりやすい作業です。特に、屋根の雪下ろしの時、事故が多く発生しています。除雪をする時には、特に以下の2つに注意が必要です。

・屋根からの転落

・屋根からの落雪

<対策>

除雪作業は必ず2人以上で行います。落ちてしまった際のケガのリスクを抑えるために、建物のまわりに雪を残した状態で、屋根の雪下ろしをしましょう。命綱やヘルメットを着用し、事故が起こったときにすぐに連絡できるように携帯電話を持っておきましょう。

降雪が落ち着いてから除雪作業を行う場合が多いですが、雪が止んで晴れると屋根の雪がゆるんで滑りやすい場合があるので、油断しないようにしてください。

case 3.車による雪道の事故

大雪が降っているときや止んだ後は、路面の凍結や吹雪による車の事故が起こりやすくなります。

特に、以下のような路面は車が滑りやすくなっているので注意が必要です。

・降雪の深さが1cm以上ある路面

・凍結した路面(アイスバーン)

・冷えやすく凍結しやすい橋げた

・日陰になりやすく凍結していることが多いトンネルの出入り口

<対策>

雪道の運転では、以下のポイントに注意しましょう。

・急なハンドル操作やブレーキをしない

・減速はロックされにくいエンジンブレーキを使ってゆっくり行う

・吹雪で視界が悪い場合は、ヘッドライトをつけてスピードを控え、車間距離をとる

アクシデントが発生しても対応できるように、タイヤチェーンやジャッキ、けん引用ロープ、ブースターケーブルなどを車内に装備しておきましょう。

また、事故や避難中に車が雪に埋もれてしまう場合もあるので、緊急脱出用のハンマーも備えておくと安心です。

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