水害・土砂災害から家族を守る!


画像:PIXTA

毎年のように大雨による水害や土砂災害が発生しています。大雨による水害や土砂災害は、地震とは違ってある程度発生時期の予想ができます。早めに対応していれば被害を最小限に抑えられます。大切な家族を守るために、そして後悔しないためにも水害や土砂災害への防災意識を高めましょう。

水害の予測のために必要な情報は?


国土交通省ハザードマップポータルサイト

水害や土砂災害に備えるために必要な情報は、以下の3つです。ぜひ覚えておいてください。

(1)ハザードマップ(自分の住んでいる地域で起こりやすい災害を確認)
(2)大雨警報の早期注意情報(雨が降る予想の前に確認)
(3)土砂災害・浸水害・洪水害の危険度分布(避難のタイミングの判断)

1つずつ解説していきます。

ハザードマップ

最初に確認してほしいのがハザードマップです。国土交通省が運営しているハザードマップポータルサイトが見やすくてお薦めです。

住んでいる自治体を入力し、「土砂災害」「洪水」をチェックしてください。地域に色が付いていれば、土砂災害や洪水による災害の危険性がある地域ということになります。

ここで注意してほしいのが、土砂災害や水害のエリアから外れていても水害のリスクが0ではない点です。小さな側溝の水があふれたり、マンホールから水が噴き出して道路が川のようになったりするなど、大雨は想定外の災害を発生させることがあります。

どこでも災害は起こる可能性があることを念頭におきつつ、ハザードマップで自分の住んでいる地域の災害リスクを知っておきましょう。

参照:国土交通省「ハザードマップポータルサイト ~身のまわりの災害リスクを調べる~」

大雨警報の早期注意情報

週間予報に「雨」がある場合、警報の「早期注意情報」から災害の可能性を知ることができます。

早期注意情報とは、5日先までの警報級の現象がわかる情報で、「中」や「高」が表示されている時間や日にちには、警報が発令される現象が予想されています。ここで大雨警報が発令される可能性をチェックできます。水害・土砂災害の発生前や発生時にはほぼ「大雨警報」が発令されています。つまり早期注意情報で大雨警報チェックをすることで、水害・土砂災害が起こる可能性がわかるのです。

大雨の警報級の可能性が「中」もしくは「高」になっていたら、災害に備える準備をすぐに始めてください。

参照:気象庁「気象警報・注意報」

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