東急ハンズで聞いた!おススメ防災グッズ6選

「以前は手のひらサイズの小さいものを求める方が多かったのですが、実際に使う場面では、小さいとハンドルを回しづらく、長時間回すのにストレスを感じることがあります。この商品は適度な大きさがあってハンドルをしっかり握れます。

充電は、手回しのほかソーラーとUSBケーブルでもできるので、普段はUSBで充電をしておいて、停電時にはソーラーや手回しで…と臨機応変に充電できるのもいいですね」(担当者)

 

私もハンドルを回してみました。適度な大きさがあって回しやすかったです!

ただせっかくの便利グッズも、しまい込んでおくだけではいざという時に使えないということになりかねません。平時からスマートフォンなどの充電用に「普段使い」することを推奨されました。

 

●東急ハンズ販売価格

5,478円(税込み)

防災用品のプロイチオシの防災グッズ

防災グッズを扱うプロからイチオシのグッズを2つ紹介してもらいました。

フィルムより簡単に貼れる「ガラスの飛び散り抑止テープ」

2019年10月の台風時に話題となったのが、窓ガラスの飛散を防ぐための養生テープ。当時はホームセンターなどで養生テープが品切れになったそうです。

 

「このテープは、いわゆる『飛散防止フィルム』を細いテープ状にしたものです。窓ガラス全面に貼るシートを作っていたメーカーが、2019年の台風被害を目の当たりにして開発したと聞いています。シートタイプだと、貼るのに空気が入らないように道具を使うなど手間がかかり、きれいに貼るのも難しい。これなら養生テープ感覚で『米の字』に貼ったり、シマシマになるように隙間を空けて貼ったりなど、手軽に使うことができます。もちろんガラスの飛散防止効果はしっかりあります」(担当者)

 

透明なので、非常時だけでなく貼ったままでも見た目が気になりません。はがす場合もキレイにはがせます。

 

●東急ハンズ販売価格

437円(税込み)

火がなくてもお湯が作れる「簡単湯沸かし器POT」

最後は、簡易湯沸かし器です。電気やガスが止まってしまうと、温かいご飯や飲み物をとることが難しくなります。

 

「この商品は火や電気がなくても使える湯沸かし器です。付属の容器に発熱剤と水を入れると発熱して、缶やペットボトルの飲み物などを温められます。災害時に温かいものを口にすると気力もわきますよね。非常食のアルファ米も、お湯で作れば早くできあがりますよ」(担当者)

 

赤ちゃんのミルク作りにも使えます。キャンプなどのアウトドア用に購入する方も多いのだそうです。

 

●東急ハンズ販売価格

922円(税込み)

東急ハンズに行ったら防災コーナーを見てみよう

東急ハンズ池袋店には4階フロアの目立つ位置に防災グッズコーナーがありました。以前は9月の「防災の日」の前後に特設コーナーができていたそうですが、いまは1年のうち何度も防災グッズ専用コーナーが設けられるのだそう。

ぜひ、買い物のついでに防災グッズ売り場ものぞいてみてください。ユニークな防災グッズがみつかるかもしれません!

 

<執筆者プロフィル>

松本果歩

フリーランスライター

※ 東急ハンズ池袋店は2021年10月31日に閉店しました。

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