進む激甚化?災害は実際に増えているのかを検証する

短時間豪雨

以下の画像は、1時間の降水量50mm以上の非常に激しい雨や猛烈な雨が1年間に発生した回数を示したグラフです。

引用:気象庁「全国(アメダス)1時間降水量50mm以上の年間発生回数」
https://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/extreme/extreme_p.html

 

2011年~2020年の平均年間発生回数は、1976年~1985年の平均年間発生回数の1.5倍に増加しています。

 

また以下のデータによると、日降水量(1日の降水量)ランキングの上位20位のうちの12、最大1時間降水量ランキングの上位20位のうち9つが、2000年以降になっているのがわかります。

引用:気象庁「歴代全国ランキング」
https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/rankall.php

 

2000年代になって20年ほどしか経過していないにもかかわらず、降水量ランキングに占める割合が大きいことから、集中豪雨は増えていると考えられます。

 

データからも短時間豪雨・集中豪雨は激甚化・頻発化していることが分かります。次に台風をみていきます。

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