車両保険は災害補償も要確認!地震・台風は補償される?

Case1 地震で落ちてきた瓦で車が壊れた!

一般的に、地震の発生により屋根瓦が落ちてきたことで車が壊れた場合には、前述の通り車両保険では補償されません。全体の損害額が大きく保険料の設定が困難なためです。同じ瓦による車の破損でも、台風や竜巻などの強風による場合は車両保険で補償されます。

地震で補償対象になるのは、地震などによる「車両全損時一時金特約」を契約している場合です。地震により車両が全損した時には、一時金(50万円程度を限度)が支払われます。

Case2 豪雨で車が浸水!

近年、台風や局地的・短時間の豪雨により河川などが氾濫する災害が多くなってきました。豪雨により車が浸水した場合は、車両保険で補償されます。

車両保険には、火災や盗難など「一般的な補償内容をカバーした車両保険」と火災は補償するけど盗難は補償しない、といった「補償範囲を限定し保険料を抑えた車両保険」がありますが、双方とも豪雨で車が浸水した場合には補償されます。補償金額は保険会社ごと、保険商品ごとに異なりますので保険証券等を確認してみましょう。

ポイントは「豪雨による浸水は車両保険の補償対象である」という点です。なお、台風による高潮も車両保険の補償範囲となっています。

無断転載禁止

この記事をシェアする

オススメ記事

新着記事

公式SNS