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気象現象の中でも特に破壊力がある竜巻。実は、竜巻が多い地域と少ない地域があるのをご存じですか?都道府県でみると、最も多いのは北海道で、最も少ないのは大阪府と広島県です。四国では高知県だけが突出して多いです。このような差はどうして生まれるのでしょうか。この記事では、竜巻発生数に基づく都道府県ランキングを紹介し、竜巻が多い地域と少ない地域の差について解説します。
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竜巻が多い都道府県ランキング
竜巻とは、積乱雲に伴い発生する激しい渦巻きのことです。
日本では季節問わず全国で発生していますが、竜巻の発生地域にはばらつきがあります。まず竜巻が多い都道府県をランキングにしてみました。
以下が、竜巻の多い都道府県上位15位と、その気候や地理的な特徴をまとめた表です。
(参照:気象庁「竜巻等の突風データベース」-「都道府県別の発生確認数」)
寒い北海道と、暑い沖縄県が1位、2位になっていることから、竜巻の発生地域に気温は関係ないことがわかります。太平洋側と日本海側では、若干太平洋側のほうが竜巻の発生数は多くなっていますが、どちらのエリアでも竜巻は発生します。
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