100均の防災グッズ第2弾!大丈夫?と思った2品をテストした

以前、「ここまでそろった!100円ショップで防災グッズ買ってみた」という記事(https://www.bosai-nippon.com/article/70)で、100均でできる限りの防災グッズをそろえました。一部買えなかったアイテムもあるものの、生活用品を中心に「100均でも十分!」と思えるクオリティーの商品が多く、満足しています。

しかし、中には「本当に100均商品で大丈夫なの?」と不安が残るアイテムもありました。そこで今回は、100均で買った防災グッズのうち、「携帯トイレ」「懐中電灯」の2品の性能について実際に確認してみることにしました。その様子をリポートします!

※商品の情報は、2021年4月15日現在のものです。

100均の携帯トイレって本当に使えるの?

初めに性能を確認したアイテムは、携帯トイレです。

携帯トイレは、吸水性ポリマーが入った袋に用を足すことで尿を処理するもの。災害時以外に、車の渋滞ですぐトイレに行けないときなどにも便利なアイテムです。

以前私が100均で買った携帯トイレはこちら(=写真)。税込み110円で1回分です。受け口とジッパーが付いた尿処理袋が1枚、使用後の尿処理袋を入れるポリ袋が1枚入っています。

ちなみに現在はこちらのパッケージになっていました。中身は同じでした。

見えにくいですが、尿処理袋の中には白いパウダー状の吸水性ポリマーが入っています。

容量は「約300cc」とパッケージに記載があります。

成人の1回あたりの排尿量を調べてみたところ、1回につき200~400ccとの記述を発見。この商品は容量300ccですが漏れたりしないでしょうか…?

100均の携帯トイレに水を入れてみた

では、100均で購入した携帯トイレに300ccの水を入れてみます。

ひっくり返しても漏れません!

尿処理袋はジッパー付きなので、使用後に閉めてしまえば漏れの心配も少なく、臭いが出ることも最小限に抑えられます。記載の容量どおり300ccでの使用は問題ないといえます。

100均以外のお店で買った携帯トイレもテスト

少し調べてみると、100均以外で売られている携帯トイレは容量600cc程度のものが多いようでした。

比較として、量販店で買った容量600ccの携帯トイレもテストしてみます。

こちらもジッパー付き。100均商品と同じくゴミ袋も一緒に入っています。100均と異なるのは、使用中に着用する「前かくしエプロン」付きなところ。こういう配慮はうれしいですね。

1パックに尿処理袋とゴミ袋が3枚ずつ入っていて、3回使用できます(前かくしエプロンは1枚)。3回分×4パック、計12回分で税込み1,390円でした。1回あたりに換算すると約116円ですから、1回あたり110円の100均商品と比べても、値段に大きな差はありません。

前かくしエプロンを着けてみると、こんな感じです。

吸水性ポリマーは、パウダーがそのまま尿処理袋に入っているのではなく、小さなパックに収められています。落としても中身が飛び散らないのはいいですね。

この携帯トイレに100均商品をテストしたときと同様に、まずは300ccの水を入れてみます。

吸水性ポリマーの入っていたパックが溶けて、ポリマーが尿処理袋の中に広がって水をどんどん吸っていきます。

まだまだ余裕がありそうなので、300ccを追加します。入れた水の合計は商品に記載の容量と同じ600 ccです。

ひっくり返しても大丈夫!一滴も落ちてきません。

携帯トイレはどこまで吸ってくれる?限界を調査!

100均の商品も、100均以外で買った商品も、表示通りの量の水は楽々クリア。今度はどこまで吸ってくれるのか、限界を試してみました。

結果は…こんな感じです。

100均の容量300ccの商品は、700ccまで問題なく吸ってくれました!それ以上入れると吸いきれなかった水がポリマーの上にたまってしまいました。

量販店で買った容量600ccの商品は900ccまで吸収したところで、袋に収まりきらなくなったのでギブアップ。

限界を調査した後の携帯トイレです。写真の左が100均のものです。どちらも袋がパンパンでジッパーが閉まりません…!

容量300ccと記載のある100均商品でも、実際は表示の倍以上も吸収してくれました。思ったより頼りになります!

とはいえ災害時には何が起こるかわかりません。そして携帯トイレは1つだけでは十分とはいえません。100均のトイレに加えて、容量が大きくて1回あたりの値段もほぼ変わらない、100均以外の市販品を買い足しておく選択も有りだと思いました。

プラスアルファの機能を追加したい懐中電灯

もうひとつ私が性能に不安を感じたアイテムは、懐中電灯です。これ1本で足りるでしょうか。十分な明るさで点灯してくれるのでしょうか。

100均で購入した懐中電灯はこちら。

単3電池を2本使用するタイプ。スイッチが1つで、点灯と消灯だけできるシンプルな懐中電灯です。

試しに夜間、暗い廊下で点灯してみます。

使用には全く問題なし。必要十分な明るさです。

首相官邸が公開している『災害の「備え」チェックリスト』の懐中電灯の箇所には、「※手動充電式が便利」との注記があります。

非常時に乾電池が足りなくなったり、使っているうちに電池がなくなったりすることもあるため、乾電池以外でも点灯できる手段があるといいですよね。

そこでわが家は買い足すことにしました。買ったのは、手回し充電・ソーラー充電が可能で、ラジオとしても使え、スマートフォンなどの充電もできるこちらの商品です。

裏側に手回しハンドルが付いています。

前回(https://www.bosai-nippon.com/article/70)、100均でそろえられなかったアイテムの1つに「携帯ラジオ」がありましたが、それもあわせてそろえることができました。

100均の懐中電灯と同じ条件で、暗い廊下を照らしてみました。100均の商品より照らす範囲が広く、より明るく感じます。

買い足した商品は多機能ですが、購入した時点で税込み2,860円と、100均の税込み110円に比べると値が張ります。100均の懐中電灯は、たくさん買って各部屋に置いておくための防災グッズに良さそうです。家族の人数分用意するのもいいかもしれません。

100均・それ以外のお店もうまく使って防災グッズを準備しよう

前回の記事で購入したものの中で携帯トイレが一番心配なアイテムでしたが、実際は記載の容量以上に吸収してくれることがわかって一安心。100均で購入したアイテムはほぼ不安なく活用できそうです。

そして今回、同じお店で、前回見なかったアイテムも発見しました。サニタリーショーツと生理用品、携帯用お尻洗浄器です。

前回店に行ったのは昨年(2020年)6月でしたから、この間に増えたのかもしれません。今後も100均から、災害時の備えとして使える新しい商品が出てきそうですね。

100均の良いところは、なんといっても価格を安く抑えられるところ!しかし、懐中電灯のようにプラスアルファの機能がほしいアイテムや、100均ではまだ取り扱いのない防災グッズもあります。

100均以外のお店の商品も組み合わせて、賢く防災グッズをそろえられると良いですね。

 

執筆者プロフィル

シマサキアヤ
フリーランスライター

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