梅雨時は注意!電源タップの「トラッキング火災」予防と正しい使い方

トラッキング火災を防ぐには?

トラッキング火災を予防する対応策として、基本を紹介した後に部屋別に説明します。

基本  トラッキング火災の予防・対応策

・こまめに掃除する(掃除をするときは電源プラグを抜き、乾いた布で掃除する)
・タコ足配線をしない
・コンセントの許容値以下で使用する(コンセントの定格は15Aが一般的)
・使用していないコンセントはキャップでフタをする
・古い電源コードや電源タップは定期的に交換する
・電源コードを束ねて使用しない
・使用していない機器は電源を切る

大切なところなので、写真で製品の一例を示しながら補足説明します。
まず「使用していないコンセントはキャップでフタをする」ことについて。
コンセントを塞ぐための専用のキャップが市販されています。

コンセントに乳幼児らが異物を挿入するのを防ぐためのグッズですが、使用していないコンセントにホコリがたまることも防止できるため、トラッキング火災防止に役立ちます。また、キャップをすることでコンセント内部の金属劣化を防ぐ効果も期待できます。

「使用していない機器は電源を切る」については、電源タップにON/OFFできるスイッチ付きの製品があります。

機器を使用していなくても、電源プラグをさしているとトラッキング火災が起こる可能性があります。電源タップのスイッチをOFFにすることで、コンセントの根元から電力供給を停止し、トラッキング火災を防止できます。
ただしコンセントのスイッチをOFFにしてもホコリがたまっては意味がありません。日常使用しない機器なら電源プラグを抜いて、こまめに掃除したりキャップでフタをしたりするなどして、ホコリがたまらないようにしてください。

続いて、キッチンやリビングなど部屋別に注意したい点です。

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