梅雨時や被災時は食中毒に注意!ペットボトルも?専門家に聞きました

「つけない」「増やさない」「やっつける」で食中毒を防ごう

では、食中毒を予防するためには、どうすればいいのでしょうか。
尾上さんに「食中毒を防ぐための大切な3つの原則」を紹介いただきました。

(1)つけない
調理を始める前、生の肉や魚を触った後などには必ず手を洗いましょう。

(2)増やさない
細菌の多くは高温多湿な環境を好みます。生鮮食品は購入後すみやかに冷蔵庫に入れましょう。

(3)やっつける
ほとんどの細菌は加熱によって死滅します。中心までしっかりと加熱してから食べましょう。

調理中だけでなく、食品の購入から食べるまでのあらゆる過程で「つけない」「増やさない」「やっつける」の原則を実践することが大切ですね。

以上のようなことを踏まえて、被災時のことを想像すると、電気や水道、ガスなどが止まってしまいますよね。そうなると、加熱調理ができない、手洗いができないなど、食中毒がより起こりやすくなることがわかります。非常食は加熱調理をしなくても食べられるものを選ぶのが基本と言えそうです。

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