実はおうちでも作れます!熱中症対策に経口補水液

熱中症対策に有効な「経口補水液」は、家庭に備えておきたいアイテムです。でも、いざ必要になったときに手元にない!ということもありますね。実は経口補水液は、家庭によくある材料で簡単に作ることができるんです。
この記事では、経口補水液の作り方やその味をリポートします!

経口補水液ってなに?

「熱中症には、経口補水液」となんとなく知っている方は多いと思いますが、そもそも経口補水液とはどんなものなんでしょうか。

経口補水液は、食塩とブドウ糖を水に混ぜたもの。下痢・嘔吐(おうと)・発熱・発汗にともなう脱水症状の改善のために用いられます。

熱中症では水分と一緒にナトリウム等の電解質も失われるため、真水だけではなく電解質の補給も必要になります。そのため、熱中症の予防や治療には、塩分と水分が適切に配合されている経口補水液をとるといいんですね。
ちなみにスポーツドリンクは経口補水液に比べて塩分が少なく糖分が多いので、熱中症対策には経口補水液を選ぶと良いでしょう。

家にある材料で経口補水液を作ってみよう

経口補水液については、過去に「風水害・避難所生活 血栓、熱中症にも用心して」の記事でも紹介しています。
今回はこの記事の作り方をもとに、実際に作ってみました!

経口補水液の材料

経口補水液を作るのに必要なものはこちらです。

・水1L
・砂糖大さじ4杯
・塩小さじ1/2杯

材料はいたってシンプル!特別なものはいりません。これなら必要なときに、家にあるものですぐに作れるという方も多いはずです。

経口補水液の作り方

作り方もたった2ステップです。
(1)水に、塩と砂糖を入れます

(2)溶けるまで混ぜます。

これで完成!驚くほど簡単です。

気になる味は?市販の経口補水液と比較!

簡単に作れた経口補水液ですが、市販品のものと比較すると味はどうでしょうか?比べてみました!

まずは手作りの経口補水液を飲んでみます。

甘さが特に強く感じられ、ゴクゴクと飲むのは難しかったです。子どもならなおさら飲みづらそう。大人でも少しなめただけで「うっ…」と眉間にしわが寄りました。

経口補水液は本当に体が欲しているときにはおいしく感じる、と聞いたことがあります。ただ、それを考慮に入れてもかなり飲みづらい味だと思いました。

次に、市販の経口補水液を飲んでみました。今回用意したのは、大塚製薬工場の「経口補水液オーエスワン(OS-1)」500mL(ドラッグストアで税込み205円で購入)です。

市販の経口補水液はスキッとした爽やかさがあって、手作りの経口補水液よりかなり飲みやすく感じました。
どちらも無色透明で、見た目に大きな違いはありませんが、正直なところ味は全然違いました。

経口補水液+レモン汁で飲みやすく

手作りの経口補水液を少しでも飲みやすくできないでしょうか。調べてみると、「レモン汁を入れると飲みやすくなる」という情報を発見。

先ほど作った経口補水液コップ1杯に、レモン汁を小さじ1杯ほど入れて飲んでみると…

レモンの香りがして、飲みやすさがかなり改善されました!
個人的には、市販の経口補水液と比べても、レモン汁入り手作り経口補水液のほうが好みかも。

試しに5歳の子どもにも一口飲んでもらったら「おいしい」とのこと。市販のスポーツドリンクにかなり近い味に変わりました。
経口補水液を作るとき、もしレモン汁があれば入れてみるのをおすすめします。

経口補水液を飲む際の注意点

熱中症や脱水状態になったとき、また熱中症の予防や改善にも役立つ経口補水液ですが、ガブガブ飲んでいいものではありません。飲みすぎないように気を付けてくださいね。
今回使用した市販の経口補水液「OS-1」では1日当たりの目安量がこのように記載されています。
高齢者を含む学童から成人…500~1,000mL、幼児…300~600mL、乳児…体重1kg当たり30~50mL(引用元:「経口補水液オーエスワン(OS-1)」―「よくあるご質問」
手作りの経口補水液を飲む際も、この目安量を参考にすると飲みすぎを防ぐことができそうです。

また、一般的なスポーツドリンクと比べて塩分が多く含まれています。ジュース感覚で飲むと塩分のとりすぎになってしまうので注意が必要です。

熱中症対策のひとつとして経口補水液の作り方を知っておこう

自分で経口補水液を作るのは想像以上に簡単でした。いつも家に常備してある材料だけで作れるというのもうれしいポイント。厳しい暑さが続く季節、熱中症対策として必要になったときにサッと作れるようにレシピを覚えておくと心強いですね。その際、レモン汁も用意するのがおすすめです。

<執筆者プロフィル>
シマサキアヤ
フリーランスライター

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