何通りもの使い道!災害時に役立つ「ラップ」活用法


防災グッズはできるだけたくさん用意したいけれど、収納場所にも限りがあります。ひとつの機能しかないアイテムを何種類も用意するよりも、何通りもの使い方ができるアイテムを用意するのはいかがでしょうか。身近なものが災害時に意外な使い方で活躍するんです。
今回はそんなアイテムのひとつ、「食品用ラップ」の活用法を紹介します。食品を包む以外に7種8通り。防災用備蓄におすすめです!

非常時に便利なラップの使い方

ラップといえば、お皿にかぶせたり、包んだりして食品を保存するときに使うもの。しかし、水や汚れを通さない、グルグル巻きつければ物を固定できる、という特徴を生かして、非常時にはこんな使い方ができます。

食器に敷いて、食器が汚れるのを防止

水が思うように使えなくなったとき、食事に使うお皿はなるべく汚したくありませんよね。食器にラップを敷いて、その上に食べ物を乗せて食事をすれば、洗わずに何度も同じ食器を使うことができます。紙皿にラップを敷いて使えば、紙皿を使い捨てにせずに何度も使えますよ。
簡単なことですが、これだけでかなりの節水になります。

けがをした際の応急処置に

けがをして、ばんそうこうや包帯などがない場合にもラップが活躍します。
水があれば傷口をきれいに洗い流し、ラップをギュッと巻くと傷口の保護ができます。

また、骨折した際の応急処置にもラップが使えます。

板などで添え木をしてその上からラップでぐるぐる巻くと、骨折した部分の固定が可能です。今回は段ボールを折って添え木代わりにしました。
包帯や布を使うのとは違い、ほどける心配が少ないように感じました。また雨が降っているときには、ラップを使えば患部がぬれないのも良いですね。

ただし、応急処置としてはラップが活躍しますが、あくまでもすぐに治療を受けられないときの緊急的な方法です。できるだけ速やかに医師の診察が受けられると良いですね。

寒いときの体の保温に

ラップに新聞紙を組みあわせて、体を保温することもできます。
まず新聞紙2枚を広げて重ね、横方向に二つ折りにします。これをおなかに巻き、その上からラップでグルグル巻いて固定すれば完了。写真では洋服の上から新聞紙を巻いていますが、洋服の下に巻いておくほうが見た目にも違和感がなくて良いかもしれません。

これが予想以上にポカポカ温かい!「新聞紙を布団代わりにすると温かい」と聞いたことはありましたが、さらにラップで体に巻き付けてしまえば、しっかり固定されて、落ちることをあまり心配せずに過ごせました。動きが制限されずに便利です。
小さい子どもから大柄な方まで、新聞の枚数や折り方を工夫すれば誰にでも使えるのがうれしいですね。

ほかにもこんな使い方ができます

使い方は、アイデア次第で何通りにもなります。

使用済みのラップをくしゃくしゃに丸めて、食器や体を洗う際にスポンジ代わりに使えます。

手をラップでくるんだら、簡易的な手袋にもなるんです。

また、編んでロープにもできます。もちろん強度が必要な場所には使えませんが、こんなふうにペンをぶら下げておくような用途なら便利に使えます。

また、上の写真のようにラップを広げて壁に貼れば、簡易的な掲示板に変身します。ホワイトボード用のペンがある場合は何度も書いたり消したりすることも可能です。

防災用にラップを1本用意しておこう

今回はお皿に敷いたり、身体に巻いたりと色々な使い方をしてみましたが、幅の広いラップのほうが使いやすく感じました。防災を踏まえて用意するなら、幅の広いタイプのほうが広い用途で使えそうです。

何通りにも使えるのに、コンパクトに収納できるラップ。想像力を働かせればほかにも使い方が見つけられるかもしれません。ぜひ災害用の備蓄に加えてみてくださいね。

<執筆者プロフィル>
シマサキアヤ
フリーランスライター

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