猛暑日に熱帯夜…8月の熱中症対策はここに注意!

猛暑日は基本的に涼しい室内で過ごす

猛暑日は、扇風機や日陰で休んで対応できるレベルの暑さではありません。熱中症対策のためには体を直接冷やすことが大切です。それには保冷剤や氷枕などの冷却グッズ、エアコンなどが有効です。

風が吹くと体感温度は下がると述べましたが、8月に限っていえば風が逆効果になることもあります。8月は体温並みの猛暑日になることも多く、その場合はたとえ扇風機をつけても吹く風は熱風になります。本来なら風が吹くと汗が蒸発して体温が下がりますが、熱風では体の熱を外部に逃がすことができません。そのため熱がさらに体にこもって熱中症のリスクを高めてしまうのです。

猛暑日が予想されているような日は、屋外での活動は避け、涼しい室内で過ごすようにしてください。

<執筆者プロフィル>
田頭 孝志
防災アドバイザー/気象予報士
田頭気象予報士事務所。愛媛の気象予報士・防災士。不動産会社の会員向けの防災記事、釣り雑誌にコラムの連載・特集記事の執筆、BS釣り番組でお天気コーナーを担当したほか、自治体、教育機関、企業向けに講演を多数、防災マニュアルの作成に参画。

<関連する記事はこちら>
長靴はNG?水害に役立つのは滑らず、脱げない靴!

無断転載禁止

この記事をシェアする

オススメ記事

新着記事

公式SNS