停電でも炊きたてご飯が食べたい!鍋・ポリ袋・空き缶の3通りで炊いてみた

②ポリ袋湯煎調理で炊飯

続いて、湯煎調理可能のポリ袋を使ってお米を炊きます。
(参考:アイラップ公式ツイッターhttps://twitter.com/i_wrap_official/status/1301898820473688065

袋1枚でおにぎり1個分を調理します。複数作りたい場合は、必要な数だけ袋を用意してください。

ポリ袋で炊飯する手順

(1)米60gと水72gを湯煎調理可能のポリ袋に入れ(お米は研がなくてもOK)、口を縛ります。このとき、袋の空気を抜いて、余った部分をねじりながらなるべく上の方で縛るのがコツです。

(2)そのまま20分浸水させます。
(3)鍋の底に耐熱皿をセットし、お湯を沸かして(2)を入れます。
(4)お湯にポコポコと気泡があがる状態を維持しながら、20~30分加熱します。
(5)お湯から上げたら10分ほど放置して蒸らします。

※注意点
調理には、パッケージに「湯煎調理可能」と書かれたポリ袋を使用してください。また必ず鍋底に耐熱皿を入れてください。ポリ袋が鍋肌に直接触れると、ポリ袋の耐熱温度を超えて破損するなどの恐れがあります。

米と水の比率は「1:1.2」が基本です。
加熱中は、少し袋を持ち上げたり箸でつついたりすると、お米の状態が確認できます。

ポリ袋炊飯の食べてみた感想は?

でき上がったらお皿に乗せて、袋の結び目を切り落とします。お皿を覆うように袋を開いて食べるとお皿も汚れないので便利です。

袋の上から握ればおにぎりになります。食べるときにも手が汚れません。

芯が残ったり、ベチャッとしたりすることもなく、おいしく炊けました。炊飯器で炊いたお米と遜色ありません。

おにぎり1個分(米60g)を炊くのに、計量→浸水(20分)→炊飯(30分)→蒸らし(10分)で、合計1時間強かかりました。
でもポリ袋炊飯法だと、一つのお鍋で他のおかずも同時調理できるのがいいですね。また鍋と違って焦がす心配もないので初めてでも失敗なく取り組めました。

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