【気象予報士が解説】意外と知らない「西高東低の気圧配置」のこと


画像:PIXTA
冬が近づくと「西高東低の気圧配置」という言葉を見聞きする機会が増えます。西高東低の気圧配置は冬の嵐をもたらす気圧配置で、大雪・暴風・暴風雪・高波などの被害を招くことがあります。
この記事では、西高東低の気圧配置になる理由や、気を付けるべき災害の種類、対策などを紹介します。

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「西高東低の気圧配置」とは

西高東低の気圧配置とは、西に高気圧・東に低気圧が位置している気圧配置のことです。
冬の寒さや荒れた天気をもたらす気圧配置であることから、「冬型の気圧配置」とも呼ばれています。

(引用:気象庁-「天気図」令和2年12月31日9時の予想より)

天気図を見たときに、等圧線(黒い線)が縦じま模様になるのが特徴です。

ちなみに等圧線とは、同じ気圧の地点を結んだ線のことです。等圧線の間隔が狭ければ狭いほど風が強いことから、等圧線が混んでいる状況を「強い冬型の気圧配置」とも呼んでいます。

等圧線は4hPaごとにラインが引かれます。上記の画像だと中国大陸に1040hPaの高気圧、北海道の東海上に944hPaの低気圧がありますね。気圧差は96hPaになりますが、低気圧と高気圧の間に24本もの等圧線が描かれていることになります。日本列島の等圧線の間隔も狭く、日本は強い冬型の気圧配置になっているといえます。

天気図を見る機会には、西高東低の気圧配置時にどれくらい等圧線が引かれているかにも注目してみてください。

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