命を守るアナウンサーに 防災士として|杉野真実 日本テレビアナウンサー②

知識があれば救える命がある 「防災」はライフワークといえるテーマ

防災士の資格をとるまでの過程も楽しかったです。仕事をしながらの勉強が大変というよりは、防災について、さまざまなことを知ることができてよかったという気持ちが強いです。また防災士の資格をとってからは、「もっと知りたい」という思い、「自分で学びにいこう」と考えるようになりました。私が防災士の資格取得の勉強をしていた当時、研修会場で、郵便局勤務の方々に出会いました。防災士の資格を持っている人が、地域や会社で、何かあった時に周囲の人をリードしてあげることができたら素敵だなと思います。

アナウンサーとして情報を伝える立場としては、多くの専門家の方々の言葉をかみ砕いてわかりやすく伝えていきたいです。地球の中で何が起きているのか。プロの方の話を私が仲介者になって発信していこうと思っています。テレビで放送する内容ももちろんですが、インスタグラムでも、(あまり使い方に慣れていないのですが笑)防災についての情報を発信する場にしています。
今は名刺にも(防災士)を付けています。もともと報道志望でアナウンサーを目指しましたが、こうしたテーマに出会えるとは思ってもみませんでした。私にとってライフワークというテーマに出会いました。知識があれば、救える命がある、そう信じています。

③「あの時に準備しておけばよかった」後悔しないために必要な声を届けたい

<プロフィル>
杉野真実(すぎの まみ)
2012年に日本テレビにアナウンサーとして入社。聖心女子大学文学部卒業(歴史社会学科国際交流専攻)。1990年生まれ。東京都出身。趣味・特技は書道(師範)、英語、フランス語と旅行。
現在の出演番組は「Going!Sports&News」「news every.サタデー」「バゲット」「情報ライブ ミヤネ屋」(ニュースコーナー)「スッキリ」(ニュースコーナー)ほか。

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