3月に気をつけたい防災キーワード「フェーン現象」!

フェーン現象に備えるためには

フェーン現象に備えるためには、気象庁の「全国の警報・注意報」の発令をこまめにチェックしてください。
フェーン現象発生時に、火災・雪崩・暴風に備えるための警報・注意報は次の通りです。

[火災]
・暴風警報
・暴風雪警報
・強風注意報
・風雪注意報
・乾燥注意報

[雪崩]
・なだれ注意報

[暴風]
・暴風警報
・暴風雪警報
・強風注意報
・風雪注意報

これらの警報・注意報が発令されたら、災害の発生に警戒・注意しましょう。

また、週間予報をチェックした際に、最低気温や最高気温が前日に比べて大幅に上がっている日は、南風が吹いて気温が上がることを示しています。フェーン現象が発生することも想定されるため、早いうちから普段以上に気象情報を細かく確認して情報収集しましょう。

<執筆者プロフィル>
田頭 孝志
防災アドバイザー/気象予報士
田頭気象予報士事務所。愛媛の気象予報士・防災士。不動産会社の会員向けの防災記事、釣り雑誌にコラムの連載・特集記事の執筆、BS釣り番組でお天気コーナーを担当したほか、自治体、教育機関、企業向けに講演を多数、防災マニュアルの作成に参画。

<関連する記事はこちら>
【気象予報士が解説】「防災の日」に考えよう。関東大震災とわが家の防災

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