朝熱々で入れれば、お昼頃までほかほかのスープが食べられる、保温性の高いスープジャー。実は、保温しながら具材にじっくりと熱を加える「保温調理」も可能です。今回はお弁当づくりにも活用できる、スープジャーレシピを2品紹介します。
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ジャーの保温力でとろっとやわらかなおかゆに
まずはダイエット中のお昼ごはんにもおすすめの、鶏ミンチと大根のおかゆをつくります。肉だけ火が通れば、お米や大根は硬いままスープジャーに入れても大丈夫。保温しながら、ゆっくり熱が加わり、柔らかくなります。
煮込み料理と違って火加減などを気にする必要がないので、朝つくっておけば、お昼には一品が完成。子育てで忙しいママや、オフィスでのランチにもぴったりのメニューです。
鶏ミンチと大根のおかゆ
<材料>(1人分)
生米…大さじ1と1/2
鶏ミンチ…30g
大根…100g
A塩…一つまみ
A鶏がらスープの素…小さじ2
<作り方>
①スープジャーに生米と熱湯を入れ、スプーンなどで良く混ぜて2分間ふたを閉めておく。
大根は、さいの目切りにする。
②①の中のお湯だけを捨てる。
③小鍋に200mlのお湯を沸かし、鶏ミンチをスプーンですくって加え、大根とAも加える。肉に火が通ったら火を止め、②に入れる。
④3時間ほど置いて完成。
ポイントは、事前に温めておくこと
レシピには、300mlのスープジャー(サーモス製)を使いました。スープジャーのメリットといえばやはり、ほったらかしで保温調理ができることでしょう。ただ、この保温調理には、あらかじめジャーを温めておくことが重要です。
今回のレシピはどちらも、ジャーに具材やスープを入れる前に、必ず、熱湯を入れて2分ほどおき、ジャーを温めておきます。この一手間で、4時間後も70度以上を保ち(※)、ゆっくりじっくり熱を通す保温調理が可能なのです。
※メーカーにより異なります。
食中毒のリスクが高まるので肉や魚、乳製品を使う場合は必ず鍋などで完全に加熱してからジャーに入れるようにしましょう。
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