災害で断水したらどう水を運ぶ?家族の1日分を4通りで試してみた

4つの方法で水を運んでみよう

今回試してみたのは、こちらの4つの方法です。

(1)ポリタンクとキャリーカート
(2)段ボールとポリ袋
(3)ペットボトルとリュック
(4)ポリ袋と風呂敷

(1)ポリタンクとキャリーカート

ポリタンクに水を入れ、キャリ―カートにくくり付けて運びます。給水拠点まで遠い場合には便利な方法です。
一方、地震などで道路や地面が荒れている場合、キャリ―カートでは運びにくいこともありそうです。またマンションの階段ではカートは使えないので、1階から部屋までは手で持って運び入れることになります。20Lのポリタンクを満タンにして持ってみましたが、狭い持ち手しかなく、すぐ手が痛くなってしまいました。

この方法は、高層階に住んでいる場合には不向きかもしれません。

(2)段ボールとポリ袋

こちらは、ポリタンクなど水をためる専用のアイテムがなくてもOKの方法です。
段ボール箱を組み立てて、内側に二重にポリ袋をセット。そこに水を入れて運びます。内側のポリ袋の口を結べばこぼれるのを防げます。

夫と2人でこちらの方法にチャレンジしてみます。まずは、持てそうな大きさの段ボール箱をそれぞれ用意してみました。

私の箱には水20L、夫の箱には25L入りましたが、そのままではとても持てません。水の量をそれぞれ15L・19Lまで減らしました。

ただ持ち上げるだけでも大変ですが、これを1階から5階まで階段を昇って運んでみます。

手がすぐ滑るので何度も持ち直すことになりました。何度も「もう無理!」と叫びながら、5階に着くころには疲労困ぱい。
しかも目標の量には足りないので、一度に運ぶ量を増やすか、もう一往復する必要があります。この方法は体力的に非常に厳しいですね…。

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