【地震発生!駅・電車編】どう行動したらいいか知ってますか?

駅で立ち往生したら

地震発生後に電車が運行を停止して駅で身動きが取れなくなってしまったら、どうすればよいでしょうか。
基本的には、大きな地震が発生したらむやみに移動を開始せず、安全を確保したうえで、可能であれば職場や学校などに移動して待機しましょう。
待機できる場所に心当たりがない場合は、行政が指定する駅付近の「一時滞在施設」へ移動することを考えます。一時滞在施設は、オフィスビル・ホテル・商業施設・学校が指定されていることが多いです。

駅は、一時滞在施設への移動までの一時的な待機場所として提供されます。駅によっては、構内にスペースがないなどの理由で滞在場所として利用できないこともあります。その場合にもトイレや公衆電話が開放されます。ただし、駅自体が危険と判断された場合には、待機場所の提供やトイレの開放はされません。

電車で移動するときは防災ポーチを携帯しよう

電車の運行が停止して家に帰れなくなったときのために、防災ニッポンでもたびたび紹介している「防災ポーチ」を普段から持ち歩くことをおすすめします。アルミブランケットや非常用トイレ、衛生グッズなど、帰宅困難になったときに役立つアイテムが詰まったポーチです。

防災ポーチの作り方は、こちらの記事で詳しく紹介しているので参考にしてください。

「外出時の心強い味方!防災ポーチを100均で作ってみた」

駅や電車で被災したら…と考えるだけで不安になります。まずは頭を守って転ばないようにすること、そのあとは落ち着いて乗務員や駅係員の指示に従うことが基本です。新生活で電車を使う機会が増えた家族にも、ぜひ伝えておきたいポイントですね。

<執筆者プロフィル>
シマサキアヤ
フリーランスライター

<関連する記事はこちら>
劇場で大地震に遭遇したら!(前編)正しい避難行動できますか

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