【地震発生!街なか・お店編】そのときとるべき行動とNG行為

画像:PIXTA

大きな地震が起きたその瞬間にとるべき行動は、いる場所によって変わってきます。そして、地震に遭う場所は選べません。
休日などに繁華街を歩いているときやお店で買い物をしているときに地震が起きたら、どうすればよいでしょうか。地震発生時にとるべき行動とNG行動をまとめました。

こちらの記事もおすすめ!→公衆電話は停電や災害時に使える!知っておこう通信手段のこと

繁華街にいる場合…基本行動とNG行動

繁華街の街なかを歩いているときの地震発生時に取るべき行動とNG行動を紹介します。

【基本行動】
・持っているカバンなどで落下物から頭部を守る
・ビルの倒壊や看板などの落下に注意する
・公園などの安全な場所へ移動する
・広い場所に移動できないときは、耐震性の高い比較的新しいビル(鉄筋コンクリートのビル)に逃げ込む

【NG行動】
・パニックになって駆け出す

揺れを感じたらまずは落ち着いて、頭を守りながら公園などの広い場所へ移動します。そこまで移動する余裕がない場合、もしくは広い場所に心当たりがない場合は、比較的新しい鉄筋コンクリート造のビルに逃げ込みましょう。特に人が多い場所では、パニックに陥らずに落ち着いて行動することが大切です。将棋倒しになる危険性もあります。
普段からよく行く繁華街があるなら、逃げ込めそうな周辺の公園や新しいビルを平常時から探しておくのも良いですね。

デパート・スーパー・コンビニなどの店内にいる場合…基本行動とNG行動

百貨店やスーパーマーケット、コンビニエンスストアでのショッピング中に地震が起きたら、どう行動すればよいでしょうか。

【基本行動】
・カバンや買い物かごで頭部を守る
・商品の散乱やショーケースの破損・転倒に注意する
・階段の踊り場や柱の近くに移動して揺れが収まるのを待つ
・店員の指示があれば従う

【NG行動】
・出口に駆け込む

「買い物かご」を持って買い物をしている場合、頭部を守るのに手近な物として「買い物かご」が有効です。頭上にも注意しながら、階段の踊り場など比較的安全な場所に移動しましょう。その際は、割れたガラスや商品が散乱していないか足元もよく注意します。商業施設内の地震で心配なのは、陳列棚やショーケースが転倒したり、棚の中の物が床に散らばったりすること。特にガラスが使われた什器(じゅうき)や、割れ物が陳列された棚が近くにあればその近くにとどまるのは避けてください。

無断転載禁止

この記事をシェアする

オススメ記事

新着記事

公式SNS