フェーズフリーって?注目される「備えない」新形式の防災です

画像:PIXTA

新しい形の防災として「フェーズフリー」が注目されています。
日本は世界でも有数の災害大国です。いつ発生するかわからない災害に備え、防災グッズを用意しているという家庭も多いでしょう。災害への備え方の一つがフェーズフリーです。
この記事では、フェーズフリーの仕組みや魅力、実践例などを詳しく解説します。

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フェーズフリーとは

フェーズフリーとは、「日常時に私たちの暮らしを豊かにするモノやコトにより、非常時の生活や命を支えていく」という考え方や、それを実践する取り組みです。
2014年から提唱され、2018年に一般社団法人フェーズフリー協会が発足しました。

フェーズフリーという言葉には、「日常時」と「非常時」の2つのフェーズからフリーになるという意味があります。

防災グッズは非常時を想定して備える方が多いと思います。一般的に防災グッズを使用するのは非常時になったときです。しかし、実際に災害が発生して備えていた防災グッズを使おうとしたときに、それを正しく使うことができるでしょうか?購入してから長い年月が経過すると忘れてしまうものです。古びてしまい役に立たないこともあります。

そこで役に立つのがフェーズフリーです。フェーズフリーは、前述の通り「日常時」に使っているものをそのまま「非常時」に使うという考えなので、ふだんから使っているもので災害に備えることができます。

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