フェーズフリーって?注目される「備えない」新形式の防災です

フェーズフリーの魅力

フェーズフリーの魅力は、日常時と非常時に関係なく備えることが可能な点です。

いざ防災グッズを備えようと思うと、「何が必要なのかな」「どれくらい備えたらいいのかな」「災害時に使うことができるのかな」など不安や疑問に思うことも出てきます。
フェーズフリーなら日常的に使えるため、使えば使うほど災害時の利用シーンを想定しやすくなるのもメリットです。

また、日常生活で備えることができるフェーズフリーを活用すれば、防災対策の負担はかなり小さくなります。

フェーズフリーで防災をもっと身近なものにし、日常的に災害への備えができる環境を作るためにも、まずはどんな物やサービスが活用されているのか知っておきましょう。

フェーズフリーはどうやって見分ける?

非常時を想定した防災グッズとフェーズフリーの防災グッズの見分け方として、フェーズフリー認証の有無があります。

フェーズフリーとして使えると認められた商品には、フェーズフリー認証マーク(PF認証マーク)がつきます。

(画像引用:一般社団法人フェーズフリー協会-「フェーズフリー認証マーク(PF認証マーク)とは」)

PF認証を受けるためには以下の5つの基準をクリアする必要があります。

①常活性:どのような状況においても利用できること
②日常性:日常から使えること、日常の感性に合っていること
③直感性:使い方、使用限界、利用限界がわかりやすいこと
④触発性:気づき、意識、災害に対するイメージを生むこと
⑤普及性:参加でき、広めたりできること
(引用:一般社団法人フェーズフリー協会-「フェーズフリー認証マーク(PF認証マーク)とは」

これらの基準をクリアすると、企業はフェーズフリー品として認証マークを付けて販売ができるようになります。

つまり、消費者はフェーズフリー認証を受けている商品やサービスを利用することで、同時に災害への備えもできるというわけです。

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