【お薦めの突っ張り棒アイテム】
・家具転倒防止伸縮棒3S
設置面の面積が広いのでタンスや食器棚などの大きな家具にも有効で、家具をしっかり固定できます。使用されている素材は、天井や家具を傷つけにくい発泡ポリエチレンです。
・マグニチュード7ML-80茶
2.5cm間隔で高さの調整ができて、シンプル・強靭(きょうじん)な作りになっています。また、家具の滑り出しを防ぐ補助板があるので床面が滑らかな家具にも使用できます。
しかし、住まいや部屋によっては、突っ張りタイプのグッズを使えない場合もあることでしょう。天井や家具に負荷がかかるのが心配だ、あるいは家具の上面が平らではないので使えないなどの場合です。
その場合は転倒防止ジェルやマットの活用を検討してみてください。
これらは家具の下部に敷いて使います。地震が起きたとき、家具の下で振動や衝撃を吸収し、家具の転倒を防ぎます。突っ張り棒と併用すれば、それぞれ単独で使うよりも効果は高まります。
ただし床材によってはジェルやマットを使えない場合があります。それによって床が傷ついたり、うまく付かずに転倒防止効果が薄くなってしまったりするためです。転倒防止ジェルやマットを選ぶ場合、対応している床の素材も確認しておきましょう。
【お薦めの転倒防止ジェルやマット】
・転倒防止ジェルマット
家具の底面に貼って使います。中性洗剤で洗って繰り返しの使用が可能で、自分で切って使うため小型の家具から大型の家具まで使えます。
・ふんばる君
家具の下に挟み込んで使います。
家電の転倒で注意するポイント
転倒防止対策は家具のほか、家電にも必要です。大型、小型にかかわらずです。小型の家電はそのまま室内を飛ぶことがあり、大変危険です。
地震時に特に注意すべき家電
特に注意が必要なのは、冷蔵庫、テレビ、電子レンジ等です。
高さのある冷蔵庫は家電の中でも特に倒れやすい家電です。テレビは転倒や落下するだけでなく、液晶やガラスが飛散するリスクや、ほかの転倒物によってコードが切れ、通電火災が発生することもあります。そして、台所にある調理家電の電子レンジ、オーブントースターなどはサイズが小さいですが、重量があって飛ぶこともあり、危ないのです。いずれも、転倒したり、落下したりしないようしっかりと固定しておきましょう。
家電の転倒防止アイテム
家電の転倒防止アイテムは種類によって適切なものが異なります。
参考までに、冷蔵庫とテレビ専用のアイテムを紹介します。
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