現像写真を水害から守る!保管場所と事後対策

応急処置前の写真

応急処置後の写真

参考:富士フイルム「写真プリントが水没して汚れてしまった場合の対処法」

家族写真を持ち歩けば、災害時に役立つ

水害をはじめ、自然災害はいつ発生するかわかりません。家族が職場や学校などにいるときに大きな災害が起こると、連絡手段がないまま、家族が別々の避難所で何日も過ごすことになる場合もあります。

そんなときに、家族の顔がわかる写真を持っていると、家族を捜すときに活用できます。携帯電話に写真を保存していても、災害時には電子機器類はバッテリー切れで使用できなくなってしまうことがあります。一人で避難所などにいる心細さなどを家族写真が和らげてくれるかもしれません。ペットを飼っている方は、同様にペットの写真があれば捜索時に役立ちます。

普段から家族やペットの紙焼き写真を持ち歩くようにするとよいでしょう。持ち歩く際は、ファスナー付きのビニールケースなどに入れておけば防水になります。

大切な写真を水害から守るために

写真が損傷してもデータがあれば現像しなおすことはできますが、そうでないものもたくさんあります。紙焼き写真をすべてデジタル化できればいいですが、できない場合もあると思います。今回、紹介したアルバム保管のための4つのポイントを参考に、自宅の保管場所で問題ないか、ぜひ確認してみてください。そして万が一、水害などで大切な写真がぬれたり汚れたりしてしまった場合は、諦めずに、まずは応急処置を施してみてください。

 

<執筆者プロフィル>
高橋なつき
フリーランスのライター/編集者。
大学卒業後、出版社で産業保健・ヘルスケアの専門誌の編集を担当し、現職。食生活アドバイザー2級取得。得意ジャンルはヘルスケアとライフスタイル。

無断転載禁止

この記事をシェアする

オススメ記事

新着記事

公式SNS