意外に多い竜巻災害!気象情報と避難のポイント

全般気象情報

竜巻の可能性について、最初に発表されるのが全般気象情報です。
半日~1日前に「竜巻などの激しい突風のおそれ」や「大雨、雷、突風に関する全般気象情報」などにあわせて竜巻の発生について言及されることが多くなっています。
ほかにも、台風や低気圧に関する全般気象情報で、竜巻の発生を言及する場合もあります。まずは全般気象情報をチェックして竜巻の可能性を把握しましょう。
https://www.jma.go.jp/jp/kishojoho/000_index.html

雷注意報

気象注意報には竜巻注意報はありません。
そのため、雷注意報を言う際に、「竜巻などの激しい突風」という言葉を加え、竜巻への注意を促します。雷注意報は竜巻が発生する可能性がある数時間~半日前に発表されます。

竜巻注意情報

竜巻注意情報は、竜巻が発生しやすい状況になったときに発表されます。この情報の有効時間は発表から60分間です。
竜巻注意情報は、発表された時点ですでに竜巻が起こっていてもおかしくない状況です。竜巻から身を守る行動が必要になります。
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/bosai/tatsumaki.html

竜巻発生確度ナウキャスト

竜巻発生確度ナウキャストというリアルタイムで竜巻が発生しやすい場所を示すものがあります。
竜巻発生確度ナウキャストは2段階で発生する確度を示し特に発生確度2(赤色)となったエリアは竜巻の発生する可能性が非常に高く、竜巻注意情報の発表基準になっています。

発生確度1(黄色)となっているエリアは発生確度2に比べると竜巻が発生する可能性は低いものの、竜巻が発生する可能性は十分にあります。その後に発生確度が2になる場合もあるので、状況をこまめにチェックしましょう。
http://www.jma.go.jp/jp/radnowc/index.html?areaCode=000&contentType=2

竜巻の発生リスクが高まったときや竜巻発生時にどう避難するのか?

竜巻注意情報が発表されて竜巻の発生リスクが高まったときや実際に竜巻が発生したときは、身の安全を守る行動を取って少しでも被害を防ぐように努めましょう。
そのとき屋外と屋内では避難方法や取るべき行動が異なるので、それぞれ紹介します。

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