高知県漁協・南海トラフ地震想定し漁船へ自動で津波警報

説明:津波警報を漁船に知らせる新システムのイメージ

操業中の漁船に24時間対応する新システム

南海トラフ地震で津波警報が発令された場合に備え、高知県漁業協同組合は、沖合で操業中の漁船に対し、24時間自動で警報を伝達する新しいシステムを導入した。

こちらの記事も読まれています→津波被害が30分以内に予測可能 対象地域が拡大

Jアラートの活用

四国総合通信局によると、新システムは、全国瞬時警報システム(Jアラート)からの津波警報を漁協の通信所で受信し、自動的に音声に変換、県の防災行政用無線を通じて県内の高台に設けた3か所の無線局から発信する仕組み。無線局が津波で倒壊する恐れがなく、これまで以上に沖合の漁船まで電波が届くという。

従来は、港ごとに担当者が津波警報を無線連絡し、無線局も沿岸部にあった。このため、担当者の安全確保や、担当者がいない夜間などの対応が課題だった。

全国初の試み

漁協は、新システム用に室戸、土佐清水両市と佐川町の3か所に無線局を設置。2021年6月25日に免許が交付された。同通信局によると、Jアラートと連動し、漁船に自動で警報を伝えるのは全国初の取り組み。

説明:高知県漁業協同組合のHP

(読売新聞 2021年8月21日掲載)

<関連する記事はこちら>
災害時のドローン活用!特注消防指揮車や自治体協定

この記事をシェア

記事一覧をみる

PAGE
TOP