写真説明:地域防災実践研究センターの開設記念講演会(新潟県長岡市の長岡技術科学大で)
防災・減災の先導的研究で社会実装を
防災・減災に関して産官学連携で実践研究を進めようと、長岡技術科学大(新潟県長岡市)は「防災の日」の9月1日、「地域防災実践研究センター」を開設した。
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東京電力とはすでに包括的連携協定締結
同大は2020年2月、東京電力と防災・減災に関する包括的連携協定を締結し、災害時の電源確保技術や水浄化処理システムなど共同研究を行っている。さらに民間企業の参画を募り、研究成果を商品開発につなげていこうと、2020年秋から同センターの設立を進めてきた。
民間企業の参画で商品開発も
同センターでは、過去の自然災害に関するデータ収集や、防災に関する人材育成などにも取り組んでいく。
9月2日には同センターの開設を記念した講演会が行われ、鎌土重晴学長は「防災・減災に関する先導的な研究を社会実装し、自然災害に強いまちづくりに貢献していきたい」とあいさつした。
長岡技術科学大学HP(https://www.nagaokaut.ac.jp/)
(読売新聞 2021年9月3日掲載)
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