アニメ「天気の子」監修者による子ども向け「天気の図鑑」にはこんな工夫!

 

写真説明:「すごすぎる天気の図鑑」で紹介した様々な雲について説明する荒木健太郎さん(茨城県つくば市で)

先読みした子どもら1700人から意見が届いた!

研究者の視点で書くと、一般の人には難しくなりがちだ。このため、出版前の原稿を小学生らに先に読んでもらう企画を立て、約1700人から意見が寄せられた。例えば、雲の形に例えた「UFO」については、最近は知らない子も多かった。そこで、「シロイルカ」や「マッシュルーム」などの例えを追加したという。

本のなかでは、豪雨などの気象災害についても触れている。荒木さんは「親子で防災について語る機会にしてもらえれば」と話している。

(読売新聞 2021年5月6日掲載)

無断転載禁止

この記事をシェアする

オススメ記事

新着記事

公式SNS