子どもの水難事故に注意!深さ10cmでも溺れる恐れ

上流側に頭を向けて寝そべった姿勢では…

また、上流側に頭を向けて寝そべった姿勢では、元々の水深が約10cmでも、頭の近くでは水位が約2倍に上昇。口や鼻が水面下に沈んで溺れる危険性があることも明らかになった。

説明:狭い水路で水難事故につながるケース(イメージ)

毎年子どもや高齢者が犠牲に…

用水路や側溝では、子どもや高齢者らが転落して亡くなるケースが後を絶たない。警察庁の統計では、こうした水難事故による死者・行方不明者は毎年50~80人前後に上るという。

斎藤秀俊・水難学会会長の話「狭い水路の危険性を数値で具体的に示した点で評価できる。水難事故の多くは身近な水辺で起きるため、各地域で水辺の状況に応じた対策を講じる必要がある」

(読売新聞 2021年6月16日掲載)

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