豆腐が常温で216日! 備蓄に適した長期保存食が生鮮品やデザートにも

備蓄品や余り物で作れるレシピ2品

備蓄品の賞味期限切れを防ぐには、こまめに食べて補充していく「ローリングストック(回転備蓄)」がおすすめだ。「もしもに備える! おうち備蓄と防災のアイデア帖(ちょう)」(パイ インターナショナル)の著書がある、料理研究家で防災士の島本美由紀さんに、備蓄品や台所の余り物などで手軽に作れる料理を教わった。

お手軽ミネストローネ

材料(作りやすい分量):
キャベツ2枚
ジャガイモ1個
タマネギ1/2個
レトルトのミートソース1袋(260g)
水300cc
あれば顆粒(かりゅう)コンソメ小さじ1/2杯

作り方:
野菜は1cm角に切る。鍋に材料をすべて入れて蓋をし、中火にかけて沸騰したら少し火を弱めて5分ほど煮る。
ミートソースは塩分が強いため、災害時には薄めたほうがのどが渇きにくい。

豆腐と切り干し大根のゆかりあえ

材料(作りやすい分量):
常温保存豆腐1丁(250g)
切り干し大根1袋(30g)
ゆかり大さじ1杯
鶏がらだし小さじ1/2杯

作り方:
ポリ袋に材料をすべて入れてよくもみ、5~10分ほど置けば完成。
切り干し大根は豆腐の水分だけで戻せる。冷蔵すれば3~4日間保存できる。

(読売新聞 2021年7月23日掲載 生活部・石塚人生)

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