災害時は原則「在宅」で!集合住宅の防災組織で備える

避難所へ逃げ込む以外もあった!

しかし、団地の建物が大きな揺れでも耐えられるとの耐震診断を受け、避難所よりストレスも少ない「在宅避難」を原則に掲げた。

原則を決めた後に…

まず、食料備蓄や被災生活のポイントをまとめた「自助のマニュアル」や、地震発生直後の住民同士による安否確認などの手順を記した「共助のマニュアル」を各戸に配った。家具の転倒防止など減災に向けた具体例を紹介する「防災だより」も定期的に配布。災害時、同じ階段を使う10世帯の安否を確かめる「階段委員」の役割を増やした。

写真説明:住民同士で防災に取り組む防災委員会のメンバーたち

安否不明世帯の室内に入るためのルールづくりといった課題はあるが、有馬ひとみさんら防災委員会のメンバーは「誰もが災害時に備えてほしい」と願う。

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