防災非常食に!企業によるローリングストックの推奨あれこれ

写真説明:名鉄百貨店が開催した「防災フェア」。様々な非常食が並ぶ(名古屋市中村区で)

企業や大学が「食べ損ね」を防ぐ工夫を提案

全国的に豪雨や地震が相次ぐ中、中部地方の企業が非常食の販売や開発に注力している。日頃から有効活用するローリングストックを呼びかける動きも出てきた。ただ、南海トラフ地震が予想される中部地方では、非常食の常備は半数近くにとどまっている。

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「防災の日」に非常食を買い替える

名古屋市中村区の名鉄百貨店本店では9月1日の防災の日に合わせ、8月18日から9月7日まで「防災フェア」を開催した。特設コーナーには、壱番屋監修の「カレーライスセット」や野菜ピラフ、麺類など11点から3点を選ぶ非常食セット(税込み1600円)などが並んだ。5年間の保存が可能で、担当者は「防災の日に、非常食を買い替えるお客様は多い」と話す。

8月は中部地方でも大雨が続いた。住民に避難指示が出されたほか、岐阜県では床上浸水の被害も出た。相次ぐ災害で非常食への関心が高まっているという。

写真説明:主食やおかず、パンなど保存期間や形状なども含め種類は豊富だ

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