普段使いできて非常時も役立つ「フェーズフリー」グッズ紹介します

写真説明:日常と非常時、どちらにも使えるようにデザインされた「フェーズフリー」商品

普段も使える防災グッズで「備えずに済む」暮らし

備蓄品の確保など災害対策は重要だが、常に緊急事態を意識して暮らし続けるのは難しい。そこで「備えずに済む防災」の取り組みとして、身近なモノを日常と非常時のどちらの局面(フェーズ)でも役立つようにデザインしておく「フェーズフリー」という考え方が注目されている。

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膝掛け・寝袋・目隠し用ポンチョにもなるクッション

ソファに置いたクッション。周囲のファスナーを開き、中に折り畳まれた生地を広げれば膝掛けになり、袋状にファスナーを閉めれば寝袋に変わる(=写真)。

通販用の商品を手がけるドリーム(愛知)が販売する多機能型の寝袋「ソナエノ」は、防災グッズとして開発された。発案した石川ももさんは、「普段使わないと物置に入れたままになるが、クッションなら身近に置けて、慌てて探す必要がない」と話す。

避難所での着替えや授乳も想定し、首元のひもを絞れば体を隠すポンチョにもなる。主婦層から「いつでも持ち出せる安心感がある」との声が届く。

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