家の火災警報器そろそろ交換?音チェックなど点検ポイント

これから買うならお薦めは「連動型」

警報器は家電量販店などで販売されている。消防が薦めるのは複数の警報器が無線でつながる「連動型」。火元の警報器だけが作動する「単独型」と異なり、家中の警報器が一斉に作動する。

たとえば、ホーチキの警報器には最大15台が連動するものも。聴覚障害者や高齢者向けに、光の点滅で火災を知らせる機種もある。

パナソニックの連動型機種は火元を音声で「台所」などと伝える。暗闇でも避難しやすいようにLEDライトが点灯する機能も備える。

同庁によると、連動型は近年増えてきたタイプで、10年以上前に設置された警報器の多くは単独型とみられる。同庁予防課の課長補佐、桑原崇宏さんは「義務化当時と比べて警報器の機能は大幅に向上した。世帯構成や部屋数に応じたものを選んで」と、呼びかけている。

同庁は、点検や交換方法を紹介する動画「忘れていませんか? 火災から命を守る住宅用火災警報器の点検・交換」をサイト(https://www.fdma.go.jp/mission/prevention/suisin/post-4.html)で公開している。

(読売新聞 2021年8月17日掲載)

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