台風19号の浸水面積は地球温暖化で13・4倍!東京理科大・京大など推計

写真説明:台風19号で千曲川の堤防が決壊して浸水した長野新幹線車両センター(長野市で、2019年10月13日)

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千曲川(長野県)の浸水被害を温暖化以前と比較

東日本各地で河川氾濫が相次いだ2019年の台風19号について、東京理科大や京都大などの研究チームは、地球温暖化に伴う雨量増加の影響で、千曲川(長野県)の浸水被害が拡大したとの研究成果をまとめた。温暖化の影響をのぞいた場合と比較すると、浸水面積が13・4倍に達したと推計されたという。

2019年10月12日に上陸した台風19号に伴う大雨で河川が氾濫し、長野市内の千曲川では約70mにわたって堤防が決壊。周辺の住宅約1800世帯や新幹線車両基地などが被害を受けた。

写真説明:千曲川の堤防決壊で、濁流が流れ込んだ長野市の住宅地(2019年10月13日)

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