空気清浄機はこまめな手入れ必要です!ダイキンに聞いたコツと注意点

加湿機能がある場合

加湿機能は主に、水を入れるタンク、タンクから水をためるトレー、トレーの水を蒸発させるフィルターで構成される。水あかやカルキが付着しやすく臭いの原因になる。

重政さんは「加湿タンクは給水のたびに、洗浄用に少量の水を入れ、タンクのキャップを締めた状態で振り洗いしてください」と話す。汚れが取れにくくなったと感じたら中性洗剤を使おう。加湿トレーは月に1度、ブラシで水あかや汚れをしっかりこすり落とすとよい。

写真説明:加湿トレーはブラシで水あかやカルキを取り除く

加湿フィルターの手入れも月に1度。水につけ置きするが、中性洗剤を溶かすとより汚れが落ちる。そのうえで、「ワンシーズンに1回は、クエン酸を溶かしたぬるま湯に2時間つけ置きすると、目に見えていない汚れも根こそぎ落とせます」。クエン酸の量は、水3Lに対し20gが目安だ。いずれの手入れも、最後はしっかりすすぎ、陰干しでしっかり乾かす。

フィルターを掃除するために取り外した前面パネルは、水をかたく絞った布でさっと拭く。パネルの内側も忘れずに。空気の吸い込み口もホコリが残りやすい。汚れが気になったら掃除機をかける。

◆空気清浄機を手入れする際の注意点
・網のフィルターは掃除機でホコリを吸い取った後に水洗い
・水洗い厳禁の不織布フィルターもあるので事前に取扱説明書を確認
・加湿用のタンクやトレーは水あかをこまめに取り除く
・いずれも最後は陰干しでよく乾かす

手入れ以外で気を付けること

手入れをしても性能がいまいちと感じたら、置き方をチェック。空気の吸い込み口は前面の下部や側面にあることが多く、その前に荷物や家具を置かないことがポイント。重政さんは「適切に使えば10年は使えますよ」と話す。

(読売新聞 2021年8月27日掲載)

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