1923年の記録映画と1995年の報道用取材映像をオンラインで
災害の記録映画や取材映像をオンラインで公開する取り組みが進んできた。カメラ付き携帯電話が普及した近年は一般の人も災害を動画で残せるようになったが、それ以前の時代に起きた災害の映像は、映画や報道が頼りとなる。
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「関東大震災映像デジタルアーカイブ」
国立映画アーカイブの所蔵映画
関東大震災(1923年)(※)は何本もの映画によって記録された。それらを所蔵する国立映画アーカイブは、映像資料を紹介するサイト「関東大震災映像デジタルアーカイブ(「アーカイブ」は「記録保存」の意味)」を国立情報学研究所と共同で作り、2021年9月に公開を始めた(https://kantodaishinsai.filmarchives.jp/)。
※1923年9月1日、マグニチュード7・9、死者・行方不明約10万5000人
第1弾として当時の文部省社会教育課が作った「関東大震(たいしん)大火実況」(64分)を掲載した。震災から100年の2023年に向けて順次、追加する予定だ。
(「関東大震災映像デジタルアーカイブ」のホームページから)
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