地震への備え!負担や感染リスク少ない「在宅避難」に必要なもの

(防災科学技術研究所などが作成したサイト「地震10秒診断」から)

損傷なければ選択肢!電気やガスがない想定で備蓄

大規模地震が発生した際、自宅に大きな損傷がなければ在宅避難も選択肢となる。避難所での生活より心身の負担が少なく、新型コロナウイルスなどの感染リスクも軽減されるため、高齢者や乳幼児がいる家庭は特に有効だ。備えを見直しておきたい。

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ライフラインの停止はどのぐらい?

大規模災害では一定期間、ライフラインが停止することを覚悟しなければならない。

防災科学技術研究所と日本損害保険協会が作成したサイト「地震10秒診断」(https://nied-weblabo.bosai.go.jp/10sec-sim/)は、現在地を入力すれば今後30年以内に震度5弱~7の地震が起きる確率や、停電やガスの供給停止、断水の想定日数が表示される。研究所の担当者は「在宅避難などに備える目安になれば」と話す。

説明:「地震10秒診断」をパソコンで利用した際の画面例。住所を入力すると、地震予測や停電などの想定日数がわかる

電気やガスの代替手段は?

その上で、代替手段の確保が大事になる。懐中電灯や長時間使える「LEDランタン」、スマートフォンのモバイルバッテリーなどを用意しておくとよい。小型の蓄電池も持っていると便利だ。卓上カセットコンロがあれば簡単な調理ができ、温かい飲み物も飲める。ガスボンベは使用期限に注意して保管しよう。

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