実家の片付け!「捨てて」NG「防災」キーワードで進めよう

離れて暮らす親が高齢になるにつれ、「実家の片付け」が気になる方も多いことだろう。どのように進めたらいいのかを探った。

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「せかさず丁寧なコミュニケーションを取りながら」

「親をせかさず、丁寧にコミュニケーションを取りながら進めることが大切なんだと気づきました」。両親が暮らす東京都内の実家の片付けを続けている菅原康子さんは振り返る。

押し入れ整理を提案したが…

近所に住む菅原さんが、実家の片付けを始めたのは約2年前。洋裁学校に通い、コートを手作りしてしまうほど服を大切にしている母(87)に、「衣替えのタイミングで、押し入れの整理をしようと提案してみた」という。

ところが、母はあまり気の進まない様子だった。そこで、しまい込んでいた服を着てもらうことで、サイズが合わないことを実感してもらった。すると、「いい生地を使っているんだけれど、仕方ないわね」と、処分することに少しずつ協力してくれるようになったという。

写真説明:「来客用布団など片付けるものはまだまだたくさん」と話す菅原さん(右)と母(東京都内で)

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