次に情報収集!事前にスマホに準備を
防災や避難に関する情報を得るために、スマートフォンや電池式のラジオを活用したい。スマホには、災害時に便利な防災アプリをダウンロードしておく。「無線で通信できるトランシーバーのアプリは、非常時の連絡手段に活用できます」と国崎さん。
スマホはバッテリー切れに備えてモバイルバッテリーを用意しておくとともに、画面の明るさなどを抑えた「節電モード」で使用する。節電モードでアプリが作動するか、あらかじめ確認しておきたい。
電源確保も忘れずに!蓄電池なら
電源の確保も重要だ。キャンプなどでも使える家庭用蓄電池には、ライトなどの機能を備えた製品もある。ソーラーパネルタイプの蓄電池なら、太陽光で充電できる。水などの液体を使って発電する電池を内蔵した非常用ライトも市販されている。電源がない場合の備えとして準備するのも手だ。
避難する場合の注意点
自宅から避難する場合は、ブレーカーを落としておきたい。再通電した場合、転倒した家電や暖房器具のスイッチが入り、出火する恐れもあるためだ。国崎さんは「自宅にとどまる場合も、家電の電源プラグは抜いておきましょう」と話している。
◆停電対策のポイント
▽転倒防止のため、自動点灯する足元灯を備える。蓄光テープで目印も
▽スマホは省電力で使える「節電モード」で使用
▽照明やスマホの充電のため、家庭用蓄電池など電源を準備しておく
▽再通電時の火災を防ぐため、自宅から避難する場合はブレーカーを落とす
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