「防災ニッポン」が「ニュースパーク」で展示されています

くらし×防災メディア「防災ニッポン」が、横浜にある「ニュースパーク」(日本新聞博物館)で紹介・展示されているのでお知らせします。

ニュースパークは、「日本新聞協会」が運営する情報と新聞の博物館です。このニュースパークで企画展「伝える、寄り添う、守る――『3.11』から10年」が開催されています。東日本大震災と復興の10年を、被災地に本社をおく「岩手日報」「河北新報」「福島民報」「福島民友」の報道や写真を中心に169点で紹介する内容です。

「防災ニッポン」は入り口近くにある「全国紙の取り組み」のコーナーで、防災・減災に役立つ情報をインターネットで発信する取り組みとして紹介されています。朝日、毎日、日経、産経各紙の震災企画記事とともに、専用タブレットと紙面での展示となっています(=写真)。

タブレット前のパネルには、サイトの説明や「防災ニッポン+」が3月11日に加わったことが記載されており、来場者はタブレットを操作して閲読することができます。感染防止のための消毒液も用意されています。

タブレットの後ろにあるのは、防災ニッポンの【3.11秘話 ディズニーランド「負傷者ゼロ」の実相】の元となった紙面(2021年1月11日朝刊)です。サイトにはオリジナルの記事のほか、新聞からピックアップしたものを「特集記事」として公開していますが、その一つです。

元記事はブランケット判(406×545mm)の全体にレイアウトされていました(=写真)。一面にも関連記事がありました。

「防災ニッポン」で公開するにあたって2つの新聞記事をまとめ、スマートフォンやPCでも読めるよう工夫しています。紙面とタブレットを並べてみることで、メディアの違いが一目でわかると思います。

企画展のメインはもちろん「伝える」「寄り添う」「守る」の3部で構成された展示です。

企画展のチラシの一部

第1部「伝える」では「岩手日報」「河北新報」「福島民報」「福島民友」の紙面が並びます。今年3月11日と翌12日の朝刊紙面に続いて震災の翌日、2011年3月12日の紙面が展示され、10年の歳月を伝えます。第2部「寄り添う」は「被災地の今」、第3部「守る」は「新聞の使命」がテーマとなっています。河北新報、神戸新聞を始め、新聞社が各地で進める減災・防災の取り組みも紹介されています。

東日本大震災以降も各地で自然災害が起きています。読売新聞でも日々、災害報道に携わっています。この企画展から災害報道や新聞社の役割などに関心をもっていただければ、と思います。

企画展は9月26日まで。感染対策のため入館は予約制で、入館料(常設展含む)がかかります。詳細は、ニュースパークの企画展を参照ください。

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